2年ぶりのハリーさん

ハリーさんの講義　今回は2009年9月５、１２、１３日の3回行われた。
私が参加した中で一番突っ込んだ内容だったと思う。なにもかもが今の自分にとってタイムリーでキーワードがたくさんで、ひゃーなんだかすごいなー　うまくできてる！と痛感～
全てに感謝だなぁ。

　地球は新しい時代に　

地球はこんど新しい時代に入る。
新しい時代というのは新しい意識、醒めつつある意識、そういう時は真理が必要
真理というのは最高のこと、真理は完全に真っ白な透明な誰の意見も入っていない。
この地球に生きている限り、完全な真理をこの小さな頭で理解するにはムリ。
私たちはこれから自分の成長を一生懸命しなければいけない。

残念だけど、多くの人がだれかグルやかだれかが自分を悟らせてくれると思っている人が多い。
自分の成長は自分でやる、だれも助けてはくれない。
自分の成長は自分の道。自分の足で歩かなければいけない。100％自分の力でしなければいけない。
ダスカロスみたいな人は素材をくれる。そして道をみせてくれる、それしかできない。歩くのはひとりひとりの自分。歩くためには自分で距離を測らなければいけない。
歩くのは大変だが、一番の方法は正しい考え方。
正しい考え方をすると、いろいろな問題を防ぐ、悩み、痛みを防ぐことができる。
正しい考え方のない人が痛みで覚えることになる。
これは天罰ではなくて、自己罰。自分をいじめているだけ。

人間は人のせいにするのが大好き、自分の責任にするのをいやがる。
でも人のせいにしてはいけない。自分で選んだこと、自分の責任である。それを超えるのは自分の力。だから勉強をすることが必要。正しい考え方ができないと痛い思いをしないといけない。
地球の法則、だれも破ることはできない。カルマ、ハーモニーを護るための法則。自分のカルマをとるのは正しい考え方によってとれる。勉強しながら、自分がどこが間違えているのか気づき、正しく歩くことができる。

全愛、全知恵の存在である絶対無限の存在、天罰を与えるわけがない。
人の痛みを喜ぶことはありえない。苦しいのは自分の責任。正しい考えをしていないから。

頭きれいにすることによって、今自分がどうしているのかがはっきり見えてくる。
現在どこにたって、どこに行きたい、どうやっていくのか。
どうやって行くのかというのかは自分の能力、それは自分の才能。
自分の役目がわかると、間違えた方向にいかない。文句もなくなる。いやなことも少なくなる。

聖なる計画の中で、ひとりひとり自分の役割が決まっている。それを自分自身で見つけるかが問題。だれかに言われることではない。自分の魂のなかにある。無理して違う道に走ると喜びが消えてくる。毎日楽しく生きるには好きなことをやる。これはエゴイズムの話ではなく魂の喜ぶ話、美意識、インスピレーション、自分の中にあるもの。
だんだん成長していくと内の知恵に出会う。
そうすると本を読まなくて済む。自分のなかから知恵が現れてくるから。必要なくなる。
そして本当の絶対無限の全知恵が自分の中にあるということがわかる。
自己を知ることが大事。

成長したいという心が必要。そういう心があると絶対無限の存在、ダスカロス、ヨハナンもついてくる。
少し成長していくと、マスターたちが私たちを使うことになる。インヴィジブルヘルパーとして使うことになる。自分の意識がある人は少ない。でもそれをできるために、興味深いことをやめなければいけない。なにかにとらわれると役目から崩れてしまうから。夜の夢、もっと意識しなさい。そこで始まる。自分が映画を見てるのではなく、映画監督になる。その時、だれかマスターと一緒に働くことができる。

正しいからしなきゃいけない、という考えではだめ。それは愛が入っていないから。
愛が一番大事。この燃える状態が地球に必要。愛とは気持ちではなく状態。
ダスカロスは朝から晩まで愛の状態だった。人のために生きていたが自分を護っていた。犠牲はいらない。慈悲が必要、これは大事なこと。

　愛は状態　　

残念なことだけど、殆どの人が人から愛が欲しいからセラピスト、ヒーラーになる。
本当のヒーラーは人を愛している。無条件の愛、この愛というのは慈悲。
人を愛して教えたり、治したりする。そのために返ってくるものはゼロ。なにもいらない。
人を治す時にいろいろな方法がある。言葉で、それから抱くこともできる。その方法、必ず結果がでる。
深い愛によって人は治る。知識で治るんじゃない。自慢して治るのではない。お金をとるんで治るのではない。良い事をしてもなぜお金を取ってはいけないのか？と人は言うが、愛とお金は一緒にならない。いくら頑張っても。
経費かかるからプロの人はいい（キリストも旅の経費だけはもらっていた。キリストは一日何百人治していた）

ダスカロスも一日８０人治していた。８０いくつの時にレッスンを１日３回やっていた。
朝起きる時より夜のほうが元気だった。なぜなら愛が一番力になるから。
愛があると一生疲れない。何しても。
愛というのは深いもの。とっても深い話。
愛があればなにもしなくて、少しずつ人が集まってくる。愛がない人は人が集まってこない。そうすると力で人を集めることになる。力で集めると必ず逃げる。
愛というのは大きな海の灯台。愛がある人は冬の寒い時の火ですね。そうすると人々は暖かくなるために集まってくる。

皆さんにはそういうふうになってほしい。
愛をもって、エゴイズムなし。感謝いらない。なに言われても平気。良いこと言われても、悪いこと言われても平気。それは本当のサイコセラピスト。
何言われても平気というのは大変なステップなんですね。蹴飛ばされても平気ぐらいにならなければいけない。人間ってエゴイズムがあるから。
私たち人間を愛している。人間の病気を憎んでもいいが、人自身を一切区別しない。好き嫌いなし。全て愛する。彼らの病気を憎む。現在は人と病気を区別していないからいけない。キリストはだれも区別しなかった。私たちも同じように人を区別しない。どんな人もみんな一緒ですよ。教える人は謙虚。上からではなく、謙虚さの中にいなければいけない。

一人で悟ることはありえない。だれかガイドしなければいけない。ガイドが必要。
真理の探究はもっと高い科学。だから必ず先生が必要。
エソテリィックティーチング、この時代、時間のなかで残念なことだけど消えてしまった。
でもキリストが約束していたとおり、キリストのレッスンは地球のメモリに全て記憶されているので、この教えは必ず蘇る。
一人一人の心の中に存在している。私たちは個人的にひとつのロゴスの投影。
だから私たちが人間神、大天使。しかし自分の意識が低いからメモリがない。でもメモリがある人は全部思い出すことができる。全員心の中にロゴスが入っている。
私たちは絶対無限の表現。絶対無限の存在自身、絶対無限の一部である。
キリストは、どういうふうに自分の自己とコンタクトとれるのか、そして自分のエゴイズム抜ける、どうすれば自分の意識を拡大できるのかを教えていた。

　道具になる　

「許す」という言葉はエソテリィックティーチングのなかからみると、それはとっても自慢の言葉、エゴイズムの言葉、
「私はあなたを許す」ということは、上から目線。やっぱり人を愛してると、許す、ひとつもないですね。
愛は許すよりも上なんです。なんで許す必要があるのか？
愛すればなんでも慈悲になる。慈悲と愛は同じ。許すという言葉もいらなくなる。それ謙虚です。
愛と慈悲　それが本当の真理の探究する人の心なんですね。

そして、愛があれば能力が問題ないんですよ。どうしてか？能力現れるのは自分のエゴイズムなくなったうえでそのあと練習が必要なんですね。練習すればそういうヒーリング能力出てくるんですけれども、練習しても心がキレイじゃなければ、どうやって精霊、自分の中から通るの？
通るためにブロックされるもの、ひとつあったら通らなくなるんですね。欲望ひとつ、弱みひとつ、憎しみひとつ、それ全部ゴミですね。

私たち、チューブと同じですから、祈る時に上から精霊がおりて自分の手の中に入るんです。おなかのなか、心の中、キレイであればいくらでもそのロゴスの足、手になるんですね。歩いて働いたり。だから本当は私たち、どこまで自分の欲望が邪魔しているのか観察しなければいけない。そこが大事な内省、あるいは冥想の時間ですね。

人間成長するために、キリストがいっていたんです。鍵は正しい考え方、集中、視覚化。それによって人間どんどん強くなる。視覚化というのが人を治す、病気治すためにその能力が必要なんですね。
だからいつか是非、全員、みなさんサイコセラピストになってください。それは最高の地球の喜びなんです。人の病気治った途端に。そしてその時、自分がやったと思わないで、それが自分がただの道具として使われる。だから謙虚が一番です。謙虚でキリストがあなたの中からキリストロゴス、精霊が中から通って出てくる。
これはとっても名誉なこと。これ以上名誉なことは地球上にないんです。道具になる。

みなさん、そうなってください。そのために、一生懸命勉強、それから内省。
内省って本当に難しいんですよ。そこでみんな引っかかるんです。内省、自分の中にどのくらいゴミが残っているかどうか。それがエゴイズムがいろんな手を使って、いろんなマスクはいって騙してくれるんですね。本当にエゴイズムって恐ろしい。私たちが個人的に作った悪魔なんですね。残念ですけども。だけれども、エゴイズムのおかげで私たちはいろいろな勉強ができてるんですね。
人生勉強、そして成長ですね。

ハリーさんに質問　　講義2日目

20070920